OS識別子は、そのエントリを圧縮したオペレーティングシステムを示す。
レベル1ヘッダ,レベル2ヘッダ,レベル3ヘッダで使用され、
オペレーティングシステム特有の情報を読み出す際の指針とする。
現状では あまり役に立っていないように見える。
OS識別子 | 16進表記 | 解説 |
'M' | 0x4D |
Microsoftの MS-DOS。 吉崎氏によるオリジナルLHAのプラットフォームである。 |
'2' | 0x32 |
IBMの OS/2。 現在は平松智氏 が LHA for OS/2 をメンテナンスしているようだ。 |
'9' | 0x39 |
Microwareの OS-9 |
'K' | 0x4B |
OS/68K 詳細は不明 |
'3' | 0x33 |
MS-DOSでプロテクトモードのプログラムを動作させるためのプログラム、
いわゆる DOS Extender のひとつである ERGO の OS/386 かもしれないが、良くわからない。 |
'H' | 0x48 |
SHARPの X68000用OS Human68K だと思われる。 現在は岡田紀雄氏が LHA for X680x0を公開している。 |
'U' | 0x55 |
言わずと知れたUNIX。 現在は岡本継男氏が LHa for Unixをメンテナンスしているようだ。 |
'C' | 0x43 |
Gary Kildal氏が作成したCP/M。 |
'F' | 0x46 |
TSCのFLEXという 6809用のOSのようだ。 |
'm' | 0x6D |
AppleのMacintosh用のOS、MacOSである。 現在は石崎一明氏がMacLHAを公開している。 |
'R' | 0x52 |
富士通のFM-7シリーズ用のフリーOSである Runserだと思われる。 現在は このOS用の実装系は公開されていないようだが、K_OKADA氏のwebサイトに過去、このOS用のLHAが公開されていたと思える記述が見える。 |
'T' | 0x54 |
富士通のFM-Towns用のOSである TownsOSである。 現在は大泉繁氏のLHATが公開されている。 |
'X' | 0x58 |
XOSK。 Motorolaの 6809シリーズ用に開発されたMicrowareの OS-9を 同じくMotorolaの 68000シリーズに対応させた OS-9/68000(OSKとも呼ばれるらしい) を さらにSHARPの X68000に対応させたものらしい。 |
'w' | 0x77 |
MicrosoftのOSであるWindows95と互換OSを示す。 Micco氏の配布している UNLHA32.DLLで予約されている。 |
'W' | 0x57 |
MicrosoftのOSであるWindowsNTと互換OSを示す。 Micco氏の配布している UNLHA32.DLLで予約されている。 |
generic | 0x00 |
Microsoftの MS-DOSを示す。 |
'J' | 0x4A |
Sun Microsystemsの提案する Java Virtual Machine。 厳密では OS では無いかもしれない。 作者以外には www.netmaj.com にて公開されていた jlha で使用されていたようだ。 |